北茨城市(読み)キタイバラキシ

デジタル大辞泉 「北茨城市」の意味・読み・例文・類語

きたいばらき‐し【北茨城市】

北茨城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北茨城市」の意味・わかりやすい解説

北茨城〔市〕
きたいばらき

茨城県北東端,福島県との県境にある市。西部阿武隈高地が連なり,東部は太平洋に面する。1956年磯原町,大津町,平潟町と南中郷村,関南村,関本村の 3町 3村が合体して市制。かつては常磐炭田の有力な産炭地であったが,すべて閉山された。旧産炭地の工業化が進められ,磯原工業団地が建設された。大津港,平潟港を中心に水産業が営まれる。詩人野口雨情生家がある。五浦海岸(いづらかいがん)には岡倉天心ゆかりの六角堂があったが,2011年東北地方太平洋沖地震に伴う津波により流失した。花園花貫県立自然公園に属する。JR常磐線,国道6号線が通り,常磐自動車道のインターチェンジがある。面積 186.79km2。人口 4万1801(2020)。

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