デジタル大辞泉 「才名乗り」の意味・読み・例文・類語 ざえ‐なのり【▽才名乗り】 昔、宮中の神楽で、人長にんじょうの問いに対して、才ざえの男おのこが自分の得意とする才芸を名乗り出て、こっけいな問答をする余興。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「才名乗り」の意味・読み・例文・類語 ざえ‐なのり【才名乗】 〘 名詞 〙 昔、宮中などで行なわれた余興の一つ。人長(にんじょう)の問に答えて才男が自分の得意とする才芸をなのり出ること。ざいなのり。[初出の実例]「かくて、皆、ざえなのりなどす。〈略〉『仲忠の朝臣、何の才か侍る』『和歌の才なん侍る』」(出典:延宝版宇津保(970‐999頃)嵯峨院) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例