才色(読み)サイショク

デジタル大辞泉 「才色」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょく【才色】

女性のすぐれた才知と美しい顔だち。

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精選版 日本国語大辞典 「才色」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょく【才色】

  1. 〘 名詞 〙 才知と容色。すぐれた能力と美しい顔かたち。さいそく。さいしき。
    1. [初出の実例]「信濃国伊那郡人他田舎人千世売、少有才色」(出典:続日本紀‐神護景雲二年(768)六月乙未)
    2. [その他の文献]〔晉書‐阮籍伝〕

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普及版 字通 「才色」の読み・字形・画数・意味

【才色】さいしよく

才あり、姿の美しい人。〔晋書、阮籍伝〕兵家の女、才色り。未だ嫁せずして死す。、其の兄をらざるも、徑(ただ)ちにきて之れを哭し、哀を盡してれり。

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