デジタル大辞泉 「打ち上げる」の意味・読み・例文・類語 ぶち‐あ・げる【▽打ち上げる】 [動ガ下一][文]ぶちあ・ぐ[ガ下二]1 大言壮語する。「壮大な構想を―・げる」2 奪う。「海道筋の御器ごきの実を―・げ」〈浄・丹波与作〉3 熱中する。のぼせる。「あの野郎、この頃血道を―・げて居るぜ」〈滑・浮世床・初〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「打ち上げる」の意味・読み・例文・類語 ぶち‐あ・げる【打上】 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙 ( 「ぶち」は接頭語 )① 取り上げてしまう。奪い取る。[初出の実例]「海道筋の御器の実をぶちあげ、菰被かせて見せふずと」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)② すっかり上げる。[初出の実例]「あの野郎此頃、血道をぶち上(アゲ)居るぜ」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)③ 大言をはく。大言壮語する。[初出の実例]「ぬけぬけとした事をぶち上(アゲ)るぜ」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例