打ち囃子(読み)ウチハヤシ

デジタル大辞泉 「打ち囃子」の意味・読み・例文・類語

うち‐はやし【打ち×囃子】

太鼓・鼓などを打つこと。近世男子のたしなみとされた遊芸
茶の湯盤上、―、男の芸に一つでも」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち囃子」の意味・読み・例文・類語

うち‐はやし【打囃・打囃子】

  1. 〘 名詞 〙 打楽器による囃子(はやし)小鼓大鼓、太鼓などを打ちはやすこと。近世、男子のたしなみとされた遊芸。
    1. [初出の実例]「わかき御時より、弓馬はいふに及ばず〈略〉打はやしの道までも、御心にかけ給ふ」(出典:随筆・戴恩記(1644頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android