打出の太刀(読み)うちいでのたち

精選版 日本国語大辞典 「打出の太刀」の意味・読み・例文・類語

うちいで【打出】 の 太刀(たち)

  1. 金銀うちのばした薄板で包んだ太刀。うちでのたち。うちだしのたち。
    1. [初出の実例]「枕上に打出の太刀置たり、傍に弓・胡籙(やなぐひ)・鎧(よろひ)・甲(かぶと)有り」(出典今昔物語集(1120頃か)二五)

うちだし【打出】 の 太刀(たち)

  1. うちいで(打出)の太刀
    1. [初出の実例]「打出(ウチダシ)の太刀を佩いた『鬚黒く鬢ぐきよき』男である」(出典:芋粥(1916)〈芥川龍之介〉)

うちで【打出】 の 太刀(たち)

  1. うちいで(打出)の太刀

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む