精選版 日本国語大辞典 「打出の太刀」の意味・読み・例文・類語 うちいで【打出】 の 太刀(たち) 金銀をうちのばした薄板で包んだ太刀。うちでのたち。うちだしのたち。[初出の実例]「枕上に打出の太刀置たり、傍に弓・胡籙(やなぐひ)・鎧(よろひ)・甲(かぶと)有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)二五) うちだし【打出】 の 太刀(たち) =うちいで(打出)の太刀[初出の実例]「打出(ウチダシ)の太刀を佩いた『鬚黒く鬢ぐきよき』男である」(出典:芋粥(1916)〈芥川龍之介〉) うちで【打出】 の 太刀(たち) =うちいで(打出)の太刀 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例