芋粥(読み)イモガユ

大辞林 第三版の解説

いもがゆ【芋粥】

サツマイモなどを加えてたいた粥。
ヤマノイモを薄切りにしてアマズラの汁などの甘味を加えて煮た粥状のもの。 「大夫殿、未だ-に飽せ給はぬか/今昔 26

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世界大百科事典内の芋粥の言及

【粥】より

…とくに近畿地方では朝食とするところが多く,茶粥は奈良地方で好まれ,〈奈良茶粥〉,略して〈奈良茶〉とも呼ばれた。芋粥は,現在ではふつうサツマイモを入れたものを指すが,芥川竜之介の《芋粥》に描かれた平安時代のそれは薯蕷(しよよ)粥ともいい,ヤマノイモを切って甘葛(あまずら)の汁で煮ただけの,汁粉のようなものであった。粥はハレの日の食物とされることが多く,正月の七草粥,小豆(あずき)粥のほか,8月1日には宮中などで尾花粥,12月8日には寺院などでは紅糟(うんぞう)粥を食べた。…

※「芋粥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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