金工細工の一つ。金工には大別すると鍛金(たんきん)、鋳金(ちゅうきん)、彫金(ちょうきん)の三つがあり、打出細工とはこのうち鍛金法に属する。彫金が地板の表を刻んでいくのに対し、打出しは裏からたたいて表に凹凸をつけて製作する技法である。この技法は日本では古墳出土の金具にもみられ、またエジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクなども広くはこれに属するものである。金銀の細工物の多くは素材をたいせつにしたためと技術的に容易な場合との両方から、彫金と打出技法を同時に行っている場合が多い。また打出細工とよばれるものには、雄型雌型を用いて薄い板をプレスして製作したものもある。
[小笠原信夫]
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...