最新 地学事典 「打切効果」の解説
うちきりこうか
打切効果
termination effect
フーリエ合成により結晶中の電子密度分布を求めるには,負の無限大から正の無限大までのすべての指数の結晶構造因子の測定値が必要であるが,実際には限界球外の逆格子点に対応する構造因子は測定できないため,限界球内の測定可能な構造因子のみを用いてフーリエ合成する。外側の逆格子点に対応する構造因子を除外することにより生ずる効果を打切効果という。打切効果は電子密度のピークのまわりに副極大を与える。
執筆者:丸茂 文幸
参照項目:限界球
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

