打沈む(読み)ウチシズム

デジタル大辞泉 「打沈む」の意味・読み・例文・類語

うち‐しず・む〔‐しづむ〕【打(ち)沈む】

[動マ五(四)]元気をなくして、ふさぎこむ。「悲しみに―・む」
[類語]暗然重苦しい沈み込む気が重い気が沈む沈む

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精選版 日本国語大辞典 「打沈む」の意味・読み・例文・類語

うち‐しず・む‥しづむ【打沈】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 ( 「うち」は接頭語 ) すっかり元気がなくなる。気がめいる。また、どっしりと落ち着いている。
    1. [初出の実例]「心から情無ささうに頷いた繁は、〈略〉足の運びも重さうに打沈んで了って」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙うちしずめる(打沈)

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