打首(読み)うちくび

精選版 日本国語大辞典 「打首」の意味・読み・例文・類語

うち‐くび【打首】

〘名〙 刑罰一つ罪人の首を切る刑罰。斬罪(ざんざい)
咄本・軽口御前男(1703)三「打くびにあふ時」

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デジタル大辞泉 「打首」の意味・読み・例文・類語

うち‐くび【打(ち)首】

罪人の首を切る刑罰。斬罪ざんざい斬首ざんしゅ

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「打首」の解説

打首
うちくび

斬首とも。首を斬り捨てる仕方死刑総称。江戸幕府法では下手人(げしゅにん)・死罪・斬罪・獄門などの死刑がこれにあたる。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

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