折合(読み)おりあい

精選版 日本国語大辞典 「折合」の意味・読み・例文・類語

おり‐あいをりあひ【折合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 互いの関係。人と人との仲。
    1. [初出の実例]「急に母子の折合(ヲリアヒ)が好(よく)なって来た」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
  3. ② ( 「折合いが付く」「折合いを付ける」の形で ) 意見の違いのある場合など、互いに譲り合っておだやかに解決すること。妥協。
    1. [初出の実例]「顔を視れば鬩(いが)み合ふ事にしてゐた母子(おやこ)ゆゑ、折合が付いてみれば、咄(はなし)も無く」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
  4. ③ 連句で、手爾波(てには)でとめる場合、長句のとめの字と、短句の中のとめの字とが同じであること。避けるべきこととされるが、物の名の場合はさしつかえない。
  5. ④ 相場が乱調のとき、売り手と買い手とが互いに譲歩しあうこと。〔新時代用語辞典(1930)〕

おれ‐あいをれあひ【折合】

  1. 〘 名詞 〙 =おりあい(折合)
    1. [初出の実例]「左様ならば中とって、折合にいたしませう」(出典:松翁道話(1814‐46)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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