デジタル大辞泉
「乱調」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
らん‐ちょう ‥テウ【乱調】
〘名〙 (「らんぢょう」とも)
① (形動) 調子を乱すこと。また、乱れた調子やそのさま。乱調子。
② 法則によっていない詩歌。格を乱した詩歌。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
乱調
らんちょう
hunting
ハンティング。一般に,機器や装置の動作が不安定なために起る持続的な振動状態をいう。 (1) 自動制御では,制御系の安定度の不足のために起る好ましくないサイクリング (制御量が同期的に変化する状態) を乱調という。 (2) 並行運転をしている同期発電機に負荷の急変があると,回転体の慣性によって,回転子の速度振動が起り,同期機は,同期速度を中心として内部相差角の振動を起す。これを乱調という。振動が大きくなると,同期はずれ (脱調) を起すこともある。乱調を防止するため,磁極面に制動巻線を施す。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報