拡大連座性(読み)かくだいれんざせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「拡大連座性」の意味・わかりやすい解説

拡大連座性
かくだいれんざせい

1994年の公職選挙法改正により,選挙違反における連座性の適用対象が大幅に拡大・強化された。従来連座制では対象が「陣営出納責任者や総括責任者,地域主宰者,候補者の親族等」であったものが,後援会や地方支部などの組織的選挙運動管理者および秘書にまで対象が広げられた。それらの人々が禁固刑以上の刑を受けた場合,たとえ執行猶予つきでも,候補者の当選は無効となるうえ,同一選挙区での立候補が5年間禁止される。これにより当選無効となる事例が相次いだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む