指点(読み)シテン

デジタル大辞泉 「指点」の意味・読み・例文・類語

し‐てん【指点】

[名](スル)指でさし示すこと。指示すること。
「舟の方向を―せん」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「指点」の意味・読み・例文・類語

し‐てん【指点】

〘名〙 指でさししめすこと。指示。指図(さしず)
本朝続文粋(1142‐55頃)一・西府作〈大江匡房〉「指点黄香相、徴招朱亥屠
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二三「舟の方向を指点(シテン)せん」 〔抱朴子‐正郭〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「指点」の読み・字形・画数・意味

【指点】してん

指摘する。指示する。清・邵長〔夜、孤山に遊ぶ記〕學士、指點して余に語りて曰く、宋の賈似の後樂園の廢址は、今の嶺に在り。

字通「指」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android