指画(読み)シガ

デジタル大辞泉 「指画」の意味・読み・例文・類語

し‐が〔‐グワ〕【指画】

指頭画しとうが

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精選版 日本国語大辞典 「指画」の意味・読み・例文・類語

し‐かく ‥クヮク【指画】

〘名〙 指示して画策すること。また、指で描き示すこと。
日本外史(1827)一五「開関東地図、指画部署」
※仁説問答師説(1688‐1710)宝永三年講「指画は、ゆびでさしづしてかくことを云」 〔礼記玉藻

し‐が ‥グヮ【指画】

〘名〙
① 「しとうが(指頭画)」の略。

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普及版 字通 「指画」の読み・字形・画数・意味

【指画】しかく(くわく)

指で線を引いて示す。〔三国志、魏、伝〕高山大澤を見るに、輒(すなは)ち軍營の處を規度指畫す。時人多く焉(こ)れを笑ふ。後、~司馬宣王之れを奇とし、之れを辟(め)して掾(えん)と爲す。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「指画」の意味・わかりやすい解説

指画
ゆびえ

指頭画

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世界大百科事典(旧版)内の指画の言及

【指頭画】より

…中国絵画において筆のかわりに,指を用いてかく絵画。指画,指墨ともいい,爪や指先を使い分けて,細線,点なども自在に表現する。唐時代に張璪が手掌を用いて制作した記録があるが,近世の指頭画は,清の高其佩(こうきはい)が創始し,多くの追随者を生んだ。…

※「指画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」