掌の襞(読み)てのひらのひだ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「掌の襞」の意味・わかりやすい解説

掌の襞
てのひらのひだ

屈曲線ともいう。指紋掌紋のような皮膚隆線とは別に,非常に目につく斜めに走っている3本のひだのこと。西洋手相学では母指球部を囲むように走る線を生命 (活力) 線,それより指側を走る線を知能 (頭脳) 線,いちばん指側にある線を感情線という。これらは,手の屈曲運動に伴って皮膚上に彫り込まれたひだである。以上,3本の線はほとんどの人にみられるが,それとは別に中央を縦走するひだがみられることがあり,これを西洋の手相学では運命 (均衡) 線という。これらのひだは個人によって著しく類型を異にする。そのため,これまでは手相学において重視されていたが,近来,遺伝的なものと関連が強いことが観察されてきた。たとえば,知能線と感情線とがつながって1本となったものをマスカケというが,これはダウン症候群に多くみられるという。そのほか,疾病とも関係が深いとされ,人類遺伝学上重視されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む