コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

皮膚隆線 ひふりゅうせんdermatoglyphics

世界大百科事典 第2版の解説

ひふりゅうせん【皮膚隆線 dermatoglyphics】

ヒトの手のひらや足の裏の表面にあるような皮膚小稜をいい,ヒトでは幅0.5mm程度の隆線である。皮膚隆線の表面にはほぼ一定の間隔をおいて汗の出る小孔(汗口)が開いている。皮膚隆線は汗によって適度な柔軟性を保ち,皮膚内部にある触覚受容器の感受効果を高めるとともに,皮膚表面にすべりどめの効果をも与えている。皮膚隆線のある皮膚(隆線皮膚)はそのために,触覚皮膚(あるいは感覚皮膚)とか,摩擦皮膚と呼ばれることがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の皮膚隆線の言及

【指紋】より

…指や手のひら,足底の皮膚に浮きでるように走るたくさんの線状の隆起を皮膚隆線または単に隆線といい,隆線上には汗腺が並んで開口している。この隆線が指頭でつくる紋理(紋様)またはこの紋理を捺印した像を指紋という(ちなみに手のひらや足底にみられる紋理はそれぞれ掌紋,足紋といわれる)。…

※「皮膚隆線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

皮膚隆線の関連キーワード橈側蹄状紋皮膚紋掌の襞触る足紋掌紋指紋