掛け筵(読み)カケムシロ

精選版 日本国語大辞典 「掛け筵」の意味・読み・例文・類語

かけ‐むしろ【掛筵・掛蓆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室の内外を仕切る壁代(かべしろ)布帛(ふはく)を用いないで、筵を垂れかけたもの。
    1. [初出の実例]「掛筵と申すは、上之御末と中の御末とのあひに高敷居あり。其の上より掛けられ候也」(出典:長祿二年以来申次記(1509))
  3. 正月、神前に新しく掛ける筵。新筵(あらむしろ)。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「掛むしろ」(出典:俳諧・俳諧四季部類(1780)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む