掛け筵(読み)カケムシロ

精選版 日本国語大辞典 「掛け筵」の意味・読み・例文・類語

かけ‐むしろ【掛筵・掛蓆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室の内外を仕切る壁代(かべしろ)布帛(ふはく)を用いないで、筵を垂れかけたもの。
    1. [初出の実例]「掛筵と申すは、上之御末と中の御末とのあひに高敷居あり。其の上より掛けられ候也」(出典:長祿二年以来申次記(1509))
  3. 正月、神前に新しく掛ける筵。新筵(あらむしろ)。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「掛むしろ」(出典:俳諧・俳諧四季部類(1780)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む