壁、柱などの釘(くぎ)に花器を掛けていけるいけ花の形式。『仙伝抄(せんでんしょう)』や『文阿弥花伝書(もんあみかでんしょ)』などに、「柱花瓶(はしらかびん)の花」「なげしの花」についての秘伝文が伝えられていて、いけ花が誕生したとき、すでに掛け花がくふうされていたことが知られる。たてはな(立花)が式正(しきしょう)の花として飾られたのに対し、掛け花や釣花は自由な挿法のものとして茶の流行とともに盛んとなり、竹、籠(かご)、ひょうたんなどの花器を用いた掛け花が多くなった。当初は素朴であった作風もしだいに華やかさを加え、やがて生花様式に取り入れられて、掛け花として一つの形式を生むようになった。花材はおもにしだれものが用いられる。
[北條明直]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新