壁、柱などの釘(くぎ)に花器を掛けていけるいけ花の形式。『仙伝抄(せんでんしょう)』や『文阿弥花伝書(もんあみかでんしょ)』などに、「柱花瓶(はしらかびん)の花」「なげしの花」についての秘伝文が伝えられていて、いけ花が誕生したとき、すでに掛け花がくふうされていたことが知られる。たてはな(立花)が式正(しきしょう)の花として飾られたのに対し、掛け花や釣花は自由な挿法のものとして茶の流行とともに盛んとなり、竹、籠(かご)、ひょうたんなどの花器を用いた掛け花が多くなった。当初は素朴であった作風もしだいに華やかさを加え、やがて生花様式に取り入れられて、掛け花として一つの形式を生むようになった。花材はおもにしだれものが用いられる。
[北條明直]
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...