精選版 日本国語大辞典 「掛毛氈」の意味・読み・例文・類語 かけ‐もうせん【掛毛氈】 〘 名詞 〙 麻糸や綿糸を経(たていと)とし、羊毛や絹糸の緯(よこいと)で図様を織り出した織物。壁掛け、幕、また、開いた窓から外側へ垂らしたりして用いられる。タペストリー。[初出の実例]「その円い硝子の中に、燃え立つやうな掛毛氈を前にして、始めて姿を見せたのです」(出典:開化の良人(1919)〈芥川龍之介〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例