掛毛氈(読み)かけもうせん

精選版 日本国語大辞典 「掛毛氈」の意味・読み・例文・類語

かけ‐もうせん【掛毛氈】

  1. 〘 名詞 〙 麻糸綿糸を経(たていと)とし、羊毛絹糸の緯(よこいと)で図様を織り出した織物壁掛け、幕、また、開いた窓から外側へ垂らしたりして用いられる。タペストリー
    1. [初出の実例]「その円い硝子の中に、燃え立つやうな掛毛氈を前にして、始めて姿を見せたのです」(出典:開化の良人(1919)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android