精選版 日本国語大辞典 「掛鉢」の意味・読み・例文・類語 か‐はちクヮ‥【掛鉢】 〘 名詞 〙 仏語。鉄鉢(てっぱつ)を僧堂の鉤(かぎ)にかけること。転じて、禅宗の僧侶が修行のため他の寺などに止住すること。禅寺では修行の僧は大衆(だいしゅ)とともに粥飯を食べ終えたあと、それに用いた鉄鉢を堂内の鉤にかけた。掛錫(かしゃく)。掛搭(かた)。〔禅林象器箋(1741)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例