採菓汲水(読み)さいかきっすい

四字熟語を知る辞典 「採菓汲水」の解説

採菓汲水

仏に供えるために、木の実を採り水をくむこと。仏道修行の難行苦行のたとえ。

[解説] 「法華経提婆達多品」に、釈迦がかつて王であったときに、仙人のために木の実を採り、水をくみ、薪を拾い、食物を用意して供えたとあるところからいいます。「汲水」は「ぎっすい」「きゅうすい」とも読みます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

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