さいか‐きっすいサイクヮ‥【採菓汲水・採花汲水】
- 〘 名詞 〙 ( 「さいかぎっすい」とも。「きっすい」は「きゅうすい」の変化した語 ) ( 「法華経‐提婆達多品」で、釈迦が過去世に王であったとき仙人に供えて修学したさまを叙した語 ) 仏に供えるために、木の実を採り花を摘み水を汲むこと。仏道修行の難行苦行のたとえ。さいかきゅうすい。
- [初出の実例]「安居一夏の行は採花汲水の勤、験を争ふ」(出典:海道記(1223頃)手越より蒲原)
- [その他の文献]〔法華経‐提婆達多品〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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採菓汲水
仏に供えるために、木の実を採り水をくむこと。仏道修行の難行苦行のたとえ。
[解説] 「法華経―提婆達多品」に、釈迦がかつて王であったときに、仙人のために木の実を採り、水をくみ、薪を拾い、食物を用意して供えたとあるところからいいます。「汲水」は「ぎっすい」「きゅうすい」とも読みます。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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