探索書(読み)たんさくしょ

改訂新版 世界大百科事典 「探索書」の意味・わかりやすい解説

探索書 (たんさくしょ)

密偵の復命書。1858年(安政5)安政の大獄のとき京都町奉行が京都の公家や水戸藩邸,さらに水戸藩内にも密偵を送ってその動向を所司代に報告し,71年(明治4)太政官正院監部課が探偵を派遣して反政府的動向を調査したときこの名の報告書が作られた。1627年(寛永4)甲賀の隠密が四国,北九州を偵察した報告書の書名〈讃岐伊予土佐阿波探索書〉〈筑前筑後肥前肥後探索書〉は後人の命名。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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