静岡県北部、大井川上流の峡谷。静岡市葵区(あおいく)井川から榛原(はいばら)郡川根本町(かわねほんちょう)梅地(うめじ)あたりまでの曲流の激しい渓谷である。接阻峡、瀬早とも書き、河床は急峻(きゅうしゅん)な山腹斜面を深くえぐり、穿入蛇行(せんにゅうだこう)とよばれる地形をつくる。大井川鉄道井川線の閑蔵(かんぞう)、尾盛(おもり)などの駅のある高位置平坦(へいたん)面はかつての河床にあたる。一帯はモミ、ツガ、カシの森林景観をもち、奥大井県立自然公園の地域である。接岨峡温泉もある。なお、大井川鉄道井川線の一部は日本で唯一のアプト式鉄道となっている。
[北川光雄]
1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。実には...