蛇行状に曲がりくねった谷の中を流れる川のこと。自由蛇行に対する語で、穿入曲流、下刻蛇行(かこくだこう)ともいう。地盤の隆起または海面低下のために自由蛇行をしていた川が、侵食基準面の低下に伴って回春し、蛇行流路に沿って基盤岩を深く掘り込んだ結果生ずる。嵌入蛇行(かんにゅうだこう)または掘削蛇行と生育蛇行とに分かれる。前者は下刻のみが行われ、左右対称の谷壁を生ずる。後者は攻撃斜面側が急斜面、滑走斜面側が階段状の急斜面をなし、谷の横断形は非対称で、側刻を行いながら下刻を行った結果生ずる。日本に嵌入曲流の例はないが、生育蛇行の例としては高知県の四万十(しまんと)川や静岡県の大井川、紀伊半島南東部を流れる熊野川などがある。先行川のなかにもこの種の例がある。
[髙山茂美]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新