接近の法則(読み)せっきんのほうそく(その他表記)law of contiguity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「接近の法則」の意味・わかりやすい解説

接近の法則
せっきんのほうそく
law of contiguity

連想ないし連合法則一つ。時間的,空間的に接近した心理的事象相互間に,ないしは刺激反応の間に結合が形成されるとする一般的な原理のこと。 (→刺激=反応説 , 接近説 )  

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法則の辞典 「接近の法則」の解説

接近の法則【law of contiguity】

アリストテレスの「連合による学習の第一法則」の一つで,同じ時点,あるいは同じ場所で起きた二つ経験は接近連合する傾向がある.そのため後でこれらの要素の一つが再現されたとき,他方の要素も誘発される傾向がある.

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