ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「刺激=反応説」の意味・わかりやすい解説 刺激=反応説しげき=はんのうせつstimulus-response theory 心理学における一学説で,S=R説と略されることもある。一般には,生体の行動ないし心理学的現象が,刺激 (S) と反応 (R) の用語によって,適切かつ完全に記述されるとする構想に基づく心理学説。特に生体の種々の行動の学習が,ある刺激に対する特定の反応の結合によって成立するとする学習理論をさし,学習を認知の再構造化とみる認知説 (→認知地図 ) と対比される。刺激と反応の結合が強化を必要とするか否かにより,強化説と接近説とに2分される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by