揚無咎(読み)ようむきゅう(その他表記)Yang Wu-jiu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「揚無咎」の意味・わかりやすい解説

揚無咎
ようむきゅう
Yang Wu-jiu

[生]紹聖4(1097)
[没]乾道5(1169)
中国,南宋の文人画家。南昌または臨江 (江西省清江) の人。字は補之,号は逃禅老人。みずから漢の揚雄の後裔と称す。詩,書画ともにすぐれたが,ことに墨梅を得意とし仲仁にまさると評された。伝称作品は『四梅図』『雪梅図』 (北京故宮博物院) 。また,著書に『逃禅詞』がある。

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