デジタル大辞泉 「擬革紙」の意味・読み・例文・類語 ぎかく‐し【擬革紙】 じょうぶな紙の表面に塗被加工をし、型付けなどの特殊な仕上げをして革に似せて作った紙。書籍の表紙や家具などに用いる。レザーペーパー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「擬革紙」の意味・読み・例文・類語 ぎかく‐し【擬革紙】 〘 名詞 〙 皮革の模造品。古くは強い和紙に漆、油、色料などを塗って乾かし、もんで皺(しわ)をつけたり、型をおいて、煙草入れなどをつくった。現在はマニラ麻などの丈夫な洋紙や厚いクラフト紙に、ビニール塗料、色料などを塗ってつくる。本の表紙や小箱などに用いる。革紙(かくし)。[初出の実例]「目下盛に印刷局に製出する擬革紙」(出典:風俗画報‐四六号(1892)人事門) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例