支証(読み)シショウ

デジタル大辞泉 「支証」の意味・読み・例文・類語

し‐しょう【支証】

裏づけとなる証拠。あかし。
合戦仕つかまつって候ひつる―是にて候と」〈太平記・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「支証」の意味・読み・例文・類語

し‐しょう【支証】

〘名〙 物事事実認定の裏付けとなる証拠。特に、争論の時に示す証拠。
続日本紀‐和銅六年(713)五月甲戌「就令自理、支証的然、已得明雪
※太平記(14C後)五「然らずんば御紋の旗を給て、合戦仕て候ひつる支証(シシャウ)是にて候ふと」 〔牛希済‐刑論〕

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普及版 字通 「支証」の読み・字形・画数・意味

【支証】ししよう

証拠。

字通「支」の項目を見る

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