放り投げる(読み)ホウリナゲル

精選版 日本国語大辞典 「放り投げる」の意味・読み・例文・類語

ほうり‐な・げるはふり‥【放投・放抛】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙 遠くへ投げる。また、むぞうさにあるいは乱暴に投げる。
    1. [初出の実例]「道かん山でかわらけをなげる気でさかづきをほふりなげる」(出典:洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)二)
    2. 「何もかも放り投げて明日にでも引揚げる」(出典:がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉犬屋敷の女)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android