政府支援の朝鮮学校排除

共同通信ニュース用語解説 「政府支援の朝鮮学校排除」の解説

政府支援の朝鮮学校排除

政府は新型コロナウイルス感染対策で1校当たり最大500万円の支援や学生への最大20万円の給付を行っているが朝鮮学校は対象外にした。さらに2010年開始の高校無償化や19年からの幼児教育保育の無償化制度からも排除。国連人権機関は朝鮮高校に無償化を適用するよう度々勧告している。日本政府は当初北朝鮮による拉致問題を排除の理由に挙げたが、13年5月に国連社会権規約委員会が排除は「差別を構成している」と断言した後は拉致に言及せず、無償化制度の基準への不適合を主張。これに国連子どもの権利委員会は19年、基準自体の見直しを求めた。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android