敗種(読み)ハイシュ

精選版 日本国語大辞典 「敗種」の意味・読み・例文・類語

はい‐しゅ【敗種】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「根敗壊種」の略 ) 仏語声聞(しょうもん)縁覚(えんがく)は仏になる能力に欠け、仏果を得る種もくさっているということで、声聞・縁覚の二乗をいう。大乗から小乗を非難していった語。敗根
    1. [初出の実例]「二乗の敗種も得道の花、鷲峰の山庭にほころぶ」(出典:九冊本宝物集(1179頃)九)
    2. [その他の文献]〔法華玄義‐九下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む