敗績(読み)ハイセキ

デジタル大辞泉 「敗績」の意味・読み・例文・類語

はい‐せき【敗績】

[名](スル)大敗して今までの功績を失うこと。
「徒らに―して死んでしまうであろうか」〈花袋・重右衛門の最後

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精選版 日本国語大辞典 「敗績」の意味・読み・例文・類語

はい‐せき【敗績】

  1. 〘 名詞 〙 ( 大敗して従前の功績を失う意 ) 大敗すること。
    1. [初出の実例]「伝聞、北陸官軍、悉以敗績、今暁飛脚到来」(出典:玉葉和歌集‐寿永二年(1183)六月四日)
    2. 「敵十万にまよひ大きに敗績(ハイセキ)せり」(出典仮名草子智恵鑑(1660)八)
    3. [その他の文献]〔礼記‐檀弓上〕

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普及版 字通 「敗績」の読み・字形・画数・意味

【敗績】はいせき

敗戦。〔左伝、荘十一年〕そ師~大いにるるを敗績すと曰ひ、儁(しゆん)を得るを克(か)つと曰ひ、(おほ)ひて之れを敗るを、某師を取ると曰ふ。

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