旺文社世界史事典 三訂版 「教会大分裂」の解説
教会大分裂
きょうかいだいぶんれつ
Großes Schisma
教皇のバビロン捕囚(1309〜77)後,教皇はローマに戻りウルバヌス6世が選出されたが,1378年アヴィニョンにも教皇(クレメンス7世)が立てられ,ドイツ・イギリスなどはローマの教皇を,フランス・スコットランド・ポルトガルなどはアヴィニョンの教皇をそれぞれ支持した。ピサ公会議(1409)以後には3人の教皇が対立,コンスタンツ公会議(1417)でようやく解消した。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報