散所随身(読み)サンジョズイジン

デジタル大辞泉 「散所随身」の意味・読み・例文・類語

さんじょ‐ずいじん【散所随身】

所属役所に出仕せず、摂関家大臣家などに属して護衛の任などに当たった随身

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精選版 日本国語大辞典 「散所随身」の意味・読み・例文・類語

さんじょ‐ずいじん【散所随身】

  1. 〘 名詞 〙 自己所属の官庁には出仕しないで、摂政関白大臣などに随従してその護衛などの任にあたった者。
    1. [初出の実例]「白馬近衛、称散所随身其事。〈略〉答云、称散所何処哉、申云、左府及大将随身也」(出典小右記‐長和二年(1013)正月四日)

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