散金(読み)チリキン

精選版 日本国語大辞典 「散金」の意味・読み・例文・類語

ちり‐きん【散金】

  1. 〘 名詞 〙雑費のために出てゆく金銭。雑費。ちりせん。
    1. [初出の実例]「かやうな事には種々の散(チ)り金(キン)の多いものぢゃ、兎角身売の習ひで仕方がない」(出典歌舞伎勧善懲悪覗機関村井長庵)(1862)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android