数え立てる(読み)カゾエタテル

精選版 日本国語大辞典 「数え立てる」の意味・読み・例文・類語

かぞえ‐た・てるかぞへ‥【数立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かぞへた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. 物事をとりあげて、一つ一つ数える。
    1. [初出の実例]「されど、くはしくはえぞかぞへたてざりけるとや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)
  3. とりあげて、特にある仲間の数のうちに入れる。
    1. [初出の実例]「さるべき人々、皆御迎へにかぞへたてて参らせ給ふ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)かがやく藤壺)

数え立てるの補助注記

近世江戸語では「浮世風呂‐三」などに、連用形音便を用い、四段活用のような「かぞへたって」の例が見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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