敵本主義(読み)テキホンシュギ

デジタル大辞泉 「敵本主義」の意味・読み・例文・類語

てきほん‐しゅぎ【敵本主義】

《「敵本」は「敵は本能寺にあり」の意》目的が他にあるように見せかけて、途中から急に本来の目的に向かうやり方。→敵は本能寺にあり

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精選版 日本国語大辞典 「敵本主義」の意味・読み・例文・類語

てきほん‐しゅぎ【敵本主義】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「敵本」は明智光秀の言った「敵は本能寺にあり」のことばから出た語 ) 目的がほかにあるように見せかけて、本来の目的をねらう主義
    1. [初出の実例]「これはこれはと暫し佇むか、〈略〉さもなくば写真機を片手の敵本主義(テキホンシュギ)が多い中には」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一月暦)

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