敵は本能寺にあり(読み)テキハホンノウジニアリ

大辞林 第三版の解説

てきはほんのうじにあり【敵は本能寺にあり】

〔備中の毛利攻めと称して出陣した明智光秀が京都本能寺の織田信長を襲ったことから〕
本当の目的が別のところにあること。 → 敵本てきほん主義

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精選版 日本国語大辞典の解説

てき【敵】 は 本能寺(ほんのうじ)にあり

(天正一〇年(一五八二)、明智光秀が備中国の毛利勢を攻めると称して出陣し、途中にわかに進路を変え、「わが敵は本能寺にあり」といって、京都本能寺に宿泊中の織田信長を襲ったところから) 本当の目的は、表面にかかげたものではなくて、実は別のところにあるという意。人々の目をあざむいて、他の目的をねらうこと。敵本(てきほん)主義。
※売花翁(1893)〈斎藤緑雨〉「今からでもと不取敢弟子入したるも所謂(テキ)は本能寺(ホンノウジ)に在(ア)る方なり」

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