文質彬彬(読み)ブンシツヒンピン

デジタル大辞泉 「文質彬彬」の意味・読み・例文・類語

ぶんしつ‐ひんぴん【文質××彬】

[形動タリ]《「論語雍也ようやから》外見的な美しさと内面的な実質との調和がとれているさま。
「―として面白く」〈浮・元禄大平記〉

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精選版 日本国語大辞典 「文質彬彬」の意味・読み・例文・類語

ぶんしつ‐ひんぴん【文質彬彬】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「論語‐雍也」から ) 文明的なものと素朴なものとがうまく調和して備わっているさま。また、外見の美と実質とがよく調和しているさま。
    1. [初出の実例]「我句の様を顧みて文質彬々」(出典:連歌比況集(1509頃))
    2. [その他の文献]〔論語‐雍也〕

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四字熟語を知る辞典 「文質彬彬」の解説

文質彬彬

文明的なものと素朴なものとがうまく調和して備わっている様子。また、外見の美と実質とがよく調和している様子。

[解説] 「文質」は「文華」(文明的なもの)と「質朴」(素朴なもの)。また、飾りとなかみという意味。「彬彬」は調和している様子。

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