文華(読み)ブンカ

デジタル大辞泉 「文華」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐か〔‐クワ〕【文華】

文明のはなやかであること。
従来美術次第におとろえ、英国の―を以ても、またミルトンをいださざるべく」〈逍遥小説神髄
詩文の華麗なこと。また、その作品
「今日の―は皆ことごとくにこがねなり」〈菅家後集
[類語]文明文化文物人文人知文運開化シビリゼーション

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精選版 日本国語大辞典 「文華」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐か‥クヮ【文華・文花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文章の美しく、はなやかなこと。詩文の華麗なこと。また、その作品。
    1. [初出の実例]「琴樽叶幽賞、文華叙離思」(出典:懐風藻(751)初秋於長王宅宴新羅客〈調古麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔梁昭明太子‐文選序〕
  3. ( 形動 ) 文明のはなやかで立派なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「上古の淳素が改(かわり)て文華になりゆくほどに、人の心が浮華の方へ競ふ也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)五)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐班彪伝論〕
  4. ふんか(紛華)
    1. [初出の実例]「当世の君子の文華な時也」(出典:成簣堂本論語抄(1475頃)礼)

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普及版 字通 「文華」の読み・字形・画数・意味

【文華】ぶんか(くわ)

文化・文章の美しさ。梁・昭明太子文選の序〕其の讚論の辭綜緝(そうしふ)し、序を錯比するが(ごと)き、事は沈思に出で、義は(かんさう)に歸す。故に夫(か)の什と、雜へて之れを集む。

字通「文」の項目を見る

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「文華」の解説

ぶんか【文華】

茨城日本酒蔵元の「遠峰酒造」は享保元年(1716)創業所在地は潮来市潮来。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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