斉頼(読み)セイライ

デジタル大辞泉 「斉頼」の意味・読み・例文・類語

せい‐らい【斉頼】

《後冷泉天皇ころ鷹飼い名人、源斉頼の名からか》その道の達人
「滅法な事の―ぢゃの」〈伎・桑名屋徳蔵

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精選版 日本国語大辞典 「斉頼」の意味・読み・例文・類語

せいらい【斉頼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鷹を使って、鳥を捕えることの巧みな人。
    1. [初出の実例]「鷹をよく使ふものをせいらいといふは、斉頼が鷹の上手なりしゆゑ也」(出典:随筆・松屋筆記(1818‐45頃)五六)
  3. 一芸によく精通した人。その道の第一人者。また、最上。限り。ありったけ。〔諺草(1699)〕
    1. [初出の実例]「滅法な事の斉頼(セイライ)ぢゃの」(出典歌舞伎桑名屋徳蔵入船物語(1770)二)

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