デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤彦内」の解説 斎藤彦内 さいとう-ひこない 1709-1750 江戸時代中期の一揆(いっき)指導者。宝永6年生まれ。陸奥(むつ)伊達郡(福島県)長倉村の農民。寛延2年凶作にもかかわらず幕府が増税をおしつけたため,一揆回状(天狗回状)を信夫(しのぶ)郡,伊達郡68ヵ村にまわし,1万7000人を動員して桑折(こおり)代官所に強訴。首謀者のひとりとして,寛延3年7月死罪となった。42歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by