斎藤方策 さいとう-ほうさく
1771-1849 江戸時代後期の蘭方医。
明和8年生まれ。大坂で小石元俊(げんしゅん)に,江戸で大槻玄沢(おおつき-げんたく)にまなび,大坂で開業。文政5年コレラ流行のときその診断・治療法を考案した。のち萩(はぎ)藩医。中天游(なか-てんゆう)と共訳の「把而翕湮(パルヘイン)解剖図譜」がある。嘉永(かえい)2年10月8日死去。79歳。周防(すおう)(山口県)出身。名は淳。字(あざな)は素行。号は九和,孤松軒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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