20世紀日本人名事典 「斎藤茂男」の解説
斎藤 茂男
サイトウ シゲオ
- 生年
- 昭和3(1928)年3月16日
- 没年
- 平成11(1999)年5月28日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学経済学部〔昭和27年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 日本ジャーナリスト会議賞〔昭和33年 49年〕「管生事件報道」「『ああ繁栄』の連載」,新評賞〔昭和54年〕,日本記者クラブ賞〔昭和58年〕,日本新聞協会賞〔昭和59年〕「日本の幸福シリーズ」,アップジョン医学記事賞(特別賞)〔昭和59年〕
- 経歴
- 昭和27年共同通信社に入社。社会部記者、社会部次長、編集委員を務め、63年退職。この間、警察官が関与した駐在所爆破事件“菅生事件”の報道で日本ジャーナリスト会議賞を受賞。教育問題に精通し、54年に著した「父よ母よ!」(上下)はベストセラーとなり、木下恵介監督の手で映画化された。また、「妻たちの思秋期」など「日本の幸福」シリーズで日本新聞協会賞を受賞。他の編著書に「教育ってなんだ」(上下)「夫たちの憂うつ」「サラリーマンは幸福か」「事実が『私』を鍛える」や老人の性を扱った「燃えて尽きたし」「生命かがやく日のために」「斎藤茂男取材ノート」(全6巻)「新聞記者を取材した」「わが亡きあとに洪水きたれ!」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報