岩石学辞典 「斜交ドリフティング」の解説 斜交ドリフティング 小規模の斜交層理(cross-lamination)で,主な堆積面に斜めに直線的に形成されるもので,この原因は漣痕ドリフト(ripple drift)に関係している[Hemingway & Clarde : 1963].英語のdriftには推進力,漂流などの意味があり,地質的には風化して細粒化した岩石の堆積物である漂礫や,大陸氷河によって運ばれ分級せずに堆積した漂礫土などに用いられる[ランダムハウス : 1994]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報