日本歴史地名大系 「斧淵村」の解説
斧淵村
おのぶちむら
東郷の南央部、蛇行して西流する淵」などを東郷氏に与えるとしている(「島津元久契状」入来院文書)。ただし当地など永和四年の譲状にみえる領地は、応永一二年四月二九日、真仏が重一に、永享二年(一四三〇)八月二八日には真梁が重政に、同一〇年三月一四日には重政が松五郎に譲渡している(応永一二年四月二九日「真仏譲状」旧記雑録など)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報