断章取義(読み)ダンショウシュギ

デジタル大辞泉 「断章取義」の意味・読み・例文・類語

だんしょう‐しゅぎ〔ダンシヤウ‐〕【断章取義】

作者本意や詩文全体の意味に関係なく、その中から自分の役に立つ章句だけを抜き出して用いること。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「断章取義」の意味・読み・例文・類語

だんしょう‐しゅぎダンシャウ‥【断章取義】

  1. 〘 名詞 〙 文章一節を取り出し、文章全体の本意と関係なく、その一節だけの意味で用いること。ひいて、自分の都合のよい引用をすること。〔礼記疏‐中庸〕

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四字熟語を知る辞典 「断章取義」の解説

断章取義

文章の一節を取り出し、文章全体の本意と関係なく、その一節だけの意味で用いること。ひいて、自分の都合のよい引用をすること。

[活用] ―する。

[使用例] その講ずるところの書は翻訳書を用い、足らざるときは漢書をも講じ、ただ字義を説くにあらず、断章取義、もって文明趣旨を述ぶるを主とせり福沢諭吉*京都学校の記|1872]

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